静電スイッチ付き蛍光灯スタンドを分解してみた(その1:分解から回路起こしまで)

手元にあった不要な静電スイッチ付き蛍光灯スタンドをベンチマークしてみました。裏面に「開けちゃダメ」って書いてなかったし、問題ないよね?
個人的には、静電スイッチがどういう仕組みになっているのかなぁって気になったのが理由です。仕事にも応用できそうなので、回路の勉強も兼ねて、というかそれがメインですけど。

全体構成

裏蓋の3つのネジを外して開けてみたのが右の写真です。メイン基板からは3組5本の銅線が出ていて、1組は電源、1組は蛍光灯へ、最後の1本は静電スイッチに延びていました。電源へ延びていた銅線にはスイッチがついていて、スタンドが置かれていないと電気が流れないようになっていました。安全への配慮ですね。


蛍光灯への銅線を基板と一緒に写しました。蛍光灯ソケットには大きなコンデンサがついていました。蛍光灯を点灯させるには「安定器」なるものが必要だというのは知識の上では知っているのですが、詳しいことはこれから勉強します。するとこのコンデンサの機能も分かるようになると思います。しかし100V電源を引いてきているだけあって、コンデンサやインダクタがデカいデカい。

回路を追ってみました。トレス台を使って裏から表から書いたので、多分あってると思います。ベタGNDじゃなかったので追い間違えた消し後がありますが。


Wikipediaに蛍光灯の回路があったので見比べてみますと、インダクタや逆直列接続ダイオード対がありますから、このあたりが主要部品なんですな。Wikipedia様様です。