2ヶ月でカラーコーディネーター2級合格を目指す(その3:自動車デザインの変遷 前編)
さて、14年度前期の試験が近づいてきたので、いい加減記事の作成、もとい試験勉強を再開しなきゃですね。
今回は、自動車デザインの変遷です。
自動車におけるデザインの原点
自動車におけるデザインの原点
フォード・モデルT
1912年以前は、灰、緑、青、赤の4色があったのですが、生産スピードを上げるために、速乾性のある黒のみのラインナップにしたのは有名な話。塗装技術が進んで来ると、再び多様なボディカラーを揃えるようになりましたが、これには、ライバルであるGM(ゼネラル・モーターズ)が一方で多彩な色を用意して、自動車に「乗り物」としての商品性以上の価値を付加させ売上を伸ばしたという背景もあります。
デソート・エアフロー
デソートはクライスラーのブランド名の1つであったが、不遇な扱いを受けたブランドで、30年余りの歴史しか無い。エアフローは当時流行した流線型デザインを採用したものであるが、余りにも時代の先を行き過ぎたデザインであり、顧客には受け容れられなかった。今見でも、うーん、というデザインである。正面は悪くないんですけどね、後ろが…。