プロジェクトマネージャ対策の定番「みよちゃん本」を読み始めました

プロジェクトマネージャ試験の定番の対策本である、
ITのプロ46『うかる!プロジェクトマネージャ2019年版』を読み始めました。

少し前まで、このシリーズの著者名は三好康之となっていまして、
そこから、通称「みよちゃん本」と呼ばれています。
最近は「ITのプロ46」名義で、その代表として三好康之がクレジットされています。
総ページ数700ページ弱。厚さにして約3cm。物理的な意味でも武器になります。

ひとまず序章(と言っても136ページもある)を読み終えたので、そこまでの感想を。

モチベーションを高め、維持するためのコラム・合格体験記が多い

これをメリットと見るか(試験勉強のモチベーション管理に使える)、
デメリットと見るか(これの分だけテキストが物理的に厚く重い)は
人それぞれですが、こんなにコラム・合格体験記が多いテキストは、
私は初めてでした。

特に社会人にとっては、試験勉強は孤独な戦いになりやすいので、
そういう時に、このようなコンテンツは役に立つと思います。

受験者が何に躓くかを意識し、どうすれば解決できるかを示したコンテンツ

序章では、PM試験の各時限(午前Ⅰ・Ⅱ、午後Ⅰ・Ⅱ)についての
総論が書かれているのですが、細かいとことまで突っ込んだ話をしています。
特に午後の2つについて、よくある躓きポイントや、それに対する対策方法を、
具体例と併せて示してあります。

勉強法は人それぞれで向き不向きがありますから、
書かれていることが全て役に立つとは言いませんが、
良い足掛かりにはなるでしょう。

午後Ⅱ試験Q&Aが良い

個人的には、午後Ⅱ試験Q&A(p62-65)がとても為になりました。
特に、Q3の「PM未経験と素直に書いては駄目か?」に対する、
「一度試してみたが、結果はD評価(=最低評価)でした」というのが、
やはりそうか、と納得しました。

SA試験の演習でさんざ
「私はこのプロジェクトのシステムアーキテクトである(キリッ」とやったので、
今更違和感はないのですが、この調子で今回も
「私はこのプロジェクトのプロジェクトマネージャである(キリリッ」
とやるんだなぁと感じました。