micro:bitでシリアル通信をしてみた

前々から気になっていたmicro:bitを購入してみました。
micro:bitとは、英国BBCが児童向けプログラミング教育のために製作した、マイコン実装されたボードです。

開発環境は何種類かありますが、今流行りのブロックプログラミングインタフェースのMicrosoftのonline IDEを使って、一通り遊んでみました。

makecode.microbit.org


micro:bitは実務で使用できないのか?

児童・生徒相手のプログラミング教育の用途以外に、micro:bitは使用できないのだろうか?
具体的には、大学や企業の研究開発にmicro:bitを使用することはできないのだろうか?

研究開発に使用するためには、最低限、データログが取れることが重要だと考えます。客観的に評価を行うには、やはりデータが大事です。特に、

  • 高精度なログを
  • 安定的に出力

することが大事でしょう。

micro:bitの通信機能

micro:bitでは

  • シリアル通信(USBorGPIOピン)
  • BLE通信

ができます。

上記要件を考慮して、まずはUSBを用いたシリアル通信をやってみることにしました。

やってみた

makecode.microbit.org


Aボタンを押すと、その時の時間を回数を送信します。
時間は、micro:bitが起動してからの時間を、ミリ秒単位で出力します。

Tera Term VTで受信した結果は、以下のような感じです。 

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これくらいであれば、micro:bitでできます。