2020-01-01から1年間の記事一覧

Σa^2≧((Σa)^2)/nの証明

個の実数、、…、があるとき、 が成り立つことを、数学的帰納法を用いて証明する。1) の場合 また、 よって、のとき、与えられた不等式は成り立つ。(常に等号成立)2) の場合に、与えられた不等式が成り立つと仮定する。すなわち、 が成り立つと仮定する。こ…

繰り返しのある一元配置実験結果の単回帰分析方法(その2:2つの方法で導出される寄与率)

前回の記事では、繰り返しのある一元配置実験の結果に対して単回帰分析を行う際、データ処理の方法として2つの方法を紹介した。 いずれの方法であっても、得られる回帰直線式は同じであることを示した。 stacked-tip.hateblo.jp 分散分析や寄与率(決定係数…

繰り返しのある一元配置実験結果の単回帰分析方法(その1:2つの方法で導出される回帰直線式)

繰り返しのある一元配置実験を行うとする。 水準が、、…、の合計個あり、 それぞれについて回繰り返し評価を行った結果、 、、…、、、…、 の、合計個の結果を得たとする。 また、各水準の結果の平均を計算する。表にまとめると以下のようになる。 1回目 2回…

自由度2重調整済み寄与率(R**2)って何者なの?

仕事で日科技研製の統計ソフト「JUSE-StatWorks」を使っていたら、重回帰分析の結果に3つの寄与率(決定係数)が出てきた。 私は、 寄与率 自由度調整済み寄与率 の2つしか知らなかったので、って一体…?となり、今回調べることとした。 自由度2重調整済み寄…