TINKERCADに触ってみた(その1)

3Dモデルを作りたくなったので、フリーのサービスを探していたら、
TINKERCADというのを見つけたので使ってみました

www.tinkercad.com

チュートリアルとして、以下の5つのレッスンをやってみました

Learning the Moves

アイテムの移動方法(マウスorキーボード)

www.tinkercad.com

 

Camera Controls

視点の変更方法(ビューキューブの使い方、マウスでの方法)
TINKERCADには、回転と拡縮はあるのですが、平行移動はないのでしょうか?

www.tinkercad.com

 

Creating Holes

穴の開け方

www.tinkercad.com

 

Scale, Copy & Paste

サイズ変更の方法
コピー&ペーストのしかた

www.tinkercad.com

 

Key Ring, Letters!

微調整のしかた

www.tinkercad.com

 

Die on the Workplane*1

作業平面の使い方

www.tinkercad.com

チュートリアルは、最初と最後は日本語に対応しているのですが、
肝心のレクチャーの部分は英語なので、英語が分からないとキツいです。
操作は難しくないので、今後も使ってみようと思います。

*1:"die"は動詞「死ぬ」ではなく、名詞「さいころ」の単数形です。複数形が"dice"。

システムアーキテクト試験の午後II対策として私がやったこと(その3)

( その2の続きです)

stacked-tip.hateblo.jp

 

 

平成30年のシステムアーキテクト試験、午後Ⅱの問3の設問は、
下記の通りでした。
(問題文全体は、公式Webサイトを参照ください)

 

設問ア
あなたが開発に携わった組込みシステムの概要と,どのような機能・性能の要求で処理するデータ量を増加させる必要が生じたかを800字以内で述べよ。

設問イ
設問アで述べた組込みシステムにおいて,データ量の増加で発生した問題,及び目的達成のためにシステムアーキテクトとして考案した解決策とそれを選択した理由について,800字以上1,600字以内で具体的に述べよ。

設問ウ
設問イで述べた解決策の達成度,開発段階で生じた未達事項などの問題,及び今後の課題について,600字以上1,200字以内で具体的に述べよ。

 (平成30年度 秋期 システムアーキテクト試験 午後Ⅱ 問題

 私が本番で実際のメモ書きは、以下の通りです。

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メモ用紙1ページには収まり切りませんでした。
これを書くのに30分から40分程度かかっています。

具体的な行動計画におけるNGワードと、システムアーキテクト試験論述試験のNGワードの共通点

今週は、飯田剛弘『PMBOK対応 童話でわかるプロジェクトマネジメント』の

『桃太郎』を読みました。

「よし、みんな、まず鬼ヶ島に上陸する前後の情報収集作業を具体的にしていこう。キジくん、どう?」

「まず上陸前に島の状況を徹底的に把握します。次に鬼の屋敷をきちんと調べます。その情報を基に、今後の作戦を検討します。」

 (p178)

キジくんの「徹底的に」「きちんと」「検討します」という表現について、
桃太郎は具体的にするようにアドバイスするわけです。

解説でも、

「誰が」「いつまでに」「何をすべきか」という具体的な行動の計画を立てるためには、まずは曖昧な表現を避けることが重要です。

 (p182)

とあります。併せて、「具体的な行動の計画を立てる際のNGワード」として、

「管理する」「監督する」「把握する」「確認する」「チェックする」や、「検討する」「考える」「意識する」、「具体的に」「効率的に」「明確に」という表現を挙げています(全部で65単語紹介されています)。

 

似たようなことを最近聞いたなと思ったら、
システムアーキテクト試験の午後Ⅱの論述問題の参考書に、
同様のことが書いてありました。

金子則彦『システムアーキテクト合格教本』です。

“徹底的に”,“非常に”,“絶対に”,“確実に”,“全力で”といった強調表現を乱発しないほうが,良い論文になります。何事も“徹底的に”やれば,成功することが多いので,受験者が実行した工夫とはいいづらいからです。強調表現を控えて,“ここぞ!”という箇所のみで使うとよいでしょう。

(p495)

私も、こういう表現を「埋め草」的に使ってしまうことがあります。昔は気にしていたのですが(特に「検討」という表現を大きく嫌っていた時期がありました)、最近はそうでもなくなってきています。

「管理する」とか「チェックする」というのは、まだそこまで具体的に考えなくてもいい状況であれば、とりあえずの表現として使ってもいいのだと思います。しかし、具体的な行動を策定する際には使用するべきではないでしょう。

報告書的な文書でも、「検討した」なんていう表現は、わざと曖昧にしているのかと疑ってしまいそうです。具体的にできないということは、ホントは取り組んでいないのか、という疑念を持たれかねないという点で、論文試験での使用も控えるように指導しているのでしょう。

ガントチャートでプロジェクト管理する

プロジェクトマネージャ試験のお勉強の一環で、
ちょっとガントチャートを使ってみたいなと思います。
いや、本業でも使っていますよ、「日程表」という名のガントチャート
勿論、個人個人が思い思いにExcelで作った日程表ですけど。

 

申し訳ないけど私はケチなので、
無料でガントチャートを作れるWebサービスを使いたい。
色々触ってみましたが、今のところは「Brabio!」というサービスに落ち着いています。

brabio.jp

他には、「Trello」に「Elegantt for Trello」を連動させて使ってみましたが、
肝心のタスク関連は有料でしか使えない、何のためのガントチャートなのか、
というポンコツぶりを発揮したので、こちらは捨てました。

 

もっといいサービスがあれば、そちらに乗り換えるかもしれませんが、
暫くはBrabio!でいいかなと思っています。

 

サービスを選ぶ際に参考にしたサイト

ferret-plus.com

 

プロジェクトマネージャ試験の勉強を始めました

さて、システムアーキテクト試験も終了したので、

念願のプロジェクトマネージャ試験*1の勉強でも始めましょうか。

 

ことはじめに、1冊本を買ってきました。

飯田剛弘『PMBOK対応 童話でわかるプロジェクトマネジメント』です。

すんなり読めて、プロジェクトマネージャ(PM)の雰囲気がつかめます。

一応本書でもWBSなどの各ツールの説明はありますが、

事前に別のところで最低限の知識が入っていると、理解の助けにもなりますし、

何より楽しく童話を読むことができます。

 

ちょっとだけ紹介します。最初の「3匹の子ブタ」の第3幕より:

 末っ子の子ブタは、2匹のお兄さんブタの進め方をじっくり観察しました。

 しかし、まだ具体的にどのような家をつくるべきか、お母さんブタの要求事項もよく把握しておらず、プロジェクトを通じてつくるべき成果物スコープを明らかにできませんでした。

(p27)

この本では、こんな調子で物語が進んでいきます。このお話の終盤では、優秀なPMの素質を持つ末っ子ブタの冷徹な一面も見られますが、それは読んでみてのお楽しみということで。

 

今月中に読み終えたいな、と思ったけど、今月は後数日しかないのか。

来月中だな。

 

*1:さっき誤って「プロジェクトマネジメント試験」って書いてしまった。念のためググっておいて良かった。「マネージャー」でも「マネジャー」でもなくて「マネージャ」なのね。

システムアーキテクト試験の午後II対策として私がやったこと(その2)

 

(その1の続きです)

stacked-tip.hateblo.jp

 

まずは、設問イの問題文を見てみましょう。

設問イ

設問アで述べた組込みシステムの開発で使用した信頼性設計の設計手法・内容について,開発スケジュール,コスト設計などとの関係を含めて,ハードウェアとソフトウェアの両面から,800字以上1,600字以内で具体的に述べよ。

平成25年度 秋期 システムアーキテクト試験 午後Ⅱ 問題

設問イは、一番ボリュームがあります。
最低でも800字ですが、目安は1200字と言われています。
メモ書きはこんな感じ。

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このメモ書きを見ると、箇条書きが丸で囲ってあります。
これ、箇条書きの個数から、どれくらいのボリュームになるかをチェックしているのです。
1,2回演習した時点で、全然文字数を稼げないことが分かりました。
当時は800字に到達するのも大変で、だいたい900字くらいが限界でした。

対策として、メモ書きの時点でどれくらいのボリュームになるか推定できる
方法を編み出しました。それが、この箇条書きカウントです。

だいたい、箇条書き1つにつき3行分(75字)と考えます。
すると、800字がおよそ箇条書き11個分になります。
これを元に、

  • 設問ア:箇条書き11個分
  • 設問イ:箇条書き22個分
  • 設問ウ:箇条書き16個分

という目標を立てながらメモ書きをしています。

実際には、小見出し等もあるので、この個数より少し少なめにしています。
上記の例でも、箇条書きを囲んでいる丸の個数は14個しかありません。
流石に14個は少ないと思いますが、この辺りの調整は、自身で演習をしてみて、
どれくらいがいいかを決めなくてはいけません。
箇条書き1つで75字は。あくまで私の目安です。

 

内容の方では、
まず、しっかりとハードウェア(H/W)とソフトウェア(S/W)の両方を、
そして、コストとスケジュールの両方を、文章の構成として組み込んでいます。
勿論、設問イの問題文を受けて、このような構成にしているのです。
何しろ論述は手書きであり、途中で軌道修正はできません。
最初のメモ書きの時点で、問題から求められていることをしっかりと把握して、
確実に押さえる必要があります。

また、課題の落とし込み方も、メモ書きの時点で決めています。
こういう課題が発生した、というところまでしか決めないで書き進めてしまうと、
その後の展開がうまくいかなかったときに、論述が苦しくなります。
メモ書きの時点で、落としどころまでしっかりと決めましょう。
勿論、ある程度の想像・妄想を含めても構いません。

 

設問ウの問題文は以下の通りです。

設問ウ

設問イで述べた信頼性設計によって,品質要件をどの程度満たすことができたか。定量的評価を含めた考察と,副次的に発生した利点について,600字以上1,200字以内で具体的に述べよ。

平成25年度 秋期 システムアーキテクト試験 午後Ⅱ 問題

 

設問ウも、今までと同じような感じです。 

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問題文では、達成度を定量的に書くことが求められています。定量的とは、つまり数字で示せということですが、これこそ想像の数字を書くしかありません。メモ書きでも汚いです(そしてモザイクがかかています)が、○○ー●●%、△△ー▲▲%、と、数字で書いています。

 

 (その3に続きます)

stacked-tip.hateblo.jp

Scilab/Xcosをインストールしてみた

最近、MATLAB/Simulinkの研修を受けまして、

結構便利だなぁということを感じました。

業務では暫く使う機会がないので、忘れないようにプライベートでも

いじってみたいとは思うのですが、そこはMATLAB、個人でえいやと買える値段じゃない。

 

学生の頃に、自宅ではoctaveを使っていたように、

きっとSimulinkライクなフリーソフトもあるはずだとググってみたら、

ありました。Scilabに搭載されたXcosというフリーソフトです。

 

日本語での紹介は、例えば下記公式サイト(PDF)

はじめての Xcos

このPDF内に、ダウンロードのリンクが含まれています。

 

インストールしてちょろっと触ってみましたが、

基本的な機能はSimulinkと大きく変わらないけど、

操作感は全然違います。これは慣れが必要だ。