プロジェクトマネージャ試験の午後1問題のタイトル整理

プロジェクトマネージャ試験の、午後Ⅰの問題はどのような分野から
出ているのかを調べるために、IPAのWebサイトから、
平成21年以降の過去問を見てみることにしました。

具体的には、午後Ⅰの3問(平成25年以前は4問)の最初の一文を
ピックアップしてみました。これで、大雑把な傾向は掴めるかなと思います。

過去問はこちらから:
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:過去問題

午後Ⅰの問題のタイトル

H30PM1

Q1: SaaSを利用した営業支援システムを導入するプロジェクト
Q2: システム開発プロジェクトの品質管理
Q3: 情報システム刷新プロジェクトのコミュニケーション

H29PM1

Q1: 製造実行システム導入プロジェクトの計画作成
Q2: サプライヤへのシステム開発委託
Q3: 単体テストの見直し及び成果物の品質向上

H28PM1

Q1: プロジェクトのリスク管理
Q2: プロジェクトにおけるコミュニケーション
Q3: プロジェクトの進捗管理及びテスト計画

H27PM1

Q1: 生産管理システムを導入するプロジェクトの、ステークホルダマネジメント
Q2: ソフトウェアパッケージの導入
Q3: システムの再構築

H26PM1

Q1: 人材管理システムの構築
Q2: プロジェクトの進捗管理
Q3: 生産管理システムの再構築

H25PM1

Q1: 設計ドキュメント管理システムの開発プロジェクト
Q2: プロジェクト計画の策定
Q3: システム開発プロジェクトの企業合併に伴う計画変更
Q4: ソフトウェア開発の遂行

H24PM1

Q1: 外部設計の状況確認
Q2: プロジェクトの立て直し
Q3: EVMによるプロジェクト管理
Q4: 組込みシステム開発結合テスト計画

H23PM1

Q1: システム開発プロジェクトにおけるスケジュール管理
Q2: 基幹システムの再構築
Q3: システムの再構築
Q4: プロジェクトの評価

H22PM1

Q1: 新システムの構築
Q2: 会計業務においてEUCからWebアプリケーションシステムへ移行するプロジェクト
Q3: システム再構築
Q4: 請負契約の見積り

H21PM1

Q1: プロジェクトのリスク管理
Q2: 外部委託先の選定
Q3: プロジェクト推進方法の見直し
Q4: ソフトウェア開発の品質管理

平成25年以前の4問中2問選択制の頃は、第4問目は組込み系だったのですね。
知りませんでした。

micro:bitでシリアル通信をしてみた

前々から気になっていたmicro:bitを購入してみました。
micro:bitとは、英国BBCが児童向けプログラミング教育のために製作した、マイコン実装されたボードです。

開発環境は何種類かありますが、今流行りのブロックプログラミングインタフェースのMicrosoftのonline IDEを使って、一通り遊んでみました。

makecode.microbit.org


micro:bitは実務で使用できないのか?

児童・生徒相手のプログラミング教育の用途以外に、micro:bitは使用できないのだろうか?
具体的には、大学や企業の研究開発にmicro:bitを使用することはできないのだろうか?

研究開発に使用するためには、最低限、データログが取れることが重要だと考えます。客観的に評価を行うには、やはりデータが大事です。特に、

  • 高精度なログを
  • 安定的に出力

することが大事でしょう。

micro:bitの通信機能

micro:bitでは

  • シリアル通信(USBorGPIOピン)
  • BLE通信

ができます。

上記要件を考慮して、まずはUSBを用いたシリアル通信をやってみることにしました。

やってみた

makecode.microbit.org


Aボタンを押すと、その時の時間を回数を送信します。
時間は、micro:bitが起動してからの時間を、ミリ秒単位で出力します。

Tera Term VTで受信した結果は、以下のような感じです。 

f:id:stacked-tip:20181228202722p:plain

これくらいであれば、micro:bitでできます。

アウトライナーとしてDynalistを使い始めました

実は、ここ数回の投稿では、事前にアウトライン(概要)を作成した上で、
ブログ投稿しています。

アウトラインを書くアプリを「アウトライナー」というようなのですが、
私はDynalistというものを使用しています。

Home - Dynalist

 

アウトライナーは、Dynalistの他にWorkflowyというのもあるのですが、

無制限にドキュメントを作れる、という点で、Dynalistが有利です。

これについては、下記ブログが詳しいです。

goryugo.com

はてなダイアリーからはてなブログへ移行して、URL貼り付けが表示されなくなった場合

URL貼り付けのオプションを

:detail

から

:embed:cite

に書き換えましょう。

具体例

実際にこのブログで、効果を見てみます。

修正前の表示

f:id:stacked-tip:20181223095859p:plain
ページの真ん中にボコッと穴が開いています。
ここにはリンクがあったのですが…

修正前の編集画面

f:id:stacked-tip:20181223100005p:plain
真ん中あたりに、URL貼り付けが

[http://nobuo-create.net/activity-main/:detail]

とあります。
はてなダイアリーではこの表記でOKだったのですが、
どうやらはてなブログではダメなようです。

修正後の編集画面

f:id:stacked-tip:20181223100235p:plain
URL貼り付けを、

[http://nobuo-create.net/activity-main/:embed:cite]

と書き換えました。

修正後の表示

f:id:stacked-tip:20181223100329p:plain
無事、URL貼り付けが表示されるようになりました。

記事の更新日を表示するJavaScriptを読み解く

このブログをはてなダイアリーからはてなブログに移行したことで、
表示が上手くいかなくなってしまった記事があり、
それに対して修正を加えたいなと。

ついでに、記事に作成日の他に更新日も表示したいなと思い、
その方法を検索していたら、以下のWebサイトを見つけました。

kurokinomizuiwa.hatenablog.com

更新日の表示方法は上記記事を参照してください。
ここでは、ここで使われているJavaScriptのコードを読み解いてみます。

概要

表示方法は、HTMLとCSSで構成されています。
HTMLでは、JavaScriptを使用し、この中でjQueryを使っています。
またCSSではFont Awesomeを使用しています。
図解すると以下のようです:

[更新日表示方法]
├[HTML]
│└[JavaScript]←[jQuery]
└[CSS]←[Font Awesome]

 HTML:headタグ

headタグでは、jQueryとFont Awesomeを呼び出しています。

HTML:記事下

記事下では、JavaScriptで無名関数を即時呼び出ししています。
構成は以下の通り:

[即時関数:function()]
├[変数定義]
├[関数定義:parseSitemapXML()]
├[関数定義:findURL()]
├[関数定義:nextURL()]
├[関数定義:appendLasdmod()]
└[関数本文]

 ああ

システムアーキテクト試験に合格しました

先日(2018/12/21)、平成30年システムアーキテクト試験の合格発表・成績開示がありました。

www.jitec.ipa.go.jp

結果、無事、システムアーキテクト試験に合格することができました。
成績は下記の通り:

f:id:stacked-tip:20181222114351p:plain

午前Ⅱ・午後Ⅰは共に8割以上でしたので、上出来と言っていいでしょう。
午後ⅡはA判定というだけでは、合格基準を超えたということ以外はわかりません。
A判定の中でも、優秀な論述だったのか、最低ラインの論述だったのかはわかりませんが、合格が目標なので、OKということで。

過去の記事

今まで書いた、システムアーキテクト試験に関する記事を紹介します。

午前Ⅱ対策

stacked-tip.hateblo.jp

午後Ⅱ対策

stacked-tip.hateblo.jp

stacked-tip.hateblo.jp

stacked-tip.hateblo.jp

受験当日の様子

stacked-tip.hateblo.jp

次は、19年4月のプロジェクトマネージャ試験に向けて、勉強を頑張っていきましょうか。

プロジェクトマネージャ対策の定番「みよちゃん本」を読み始めました

プロジェクトマネージャ試験の定番の対策本である、
ITのプロ46『うかる!プロジェクトマネージャ2019年版』を読み始めました。

少し前まで、このシリーズの著者名は三好康之となっていまして、
そこから、通称「みよちゃん本」と呼ばれています。
最近は「ITのプロ46」名義で、その代表として三好康之がクレジットされています。
総ページ数700ページ弱。厚さにして約3cm。物理的な意味でも武器になります。

ひとまず序章(と言っても136ページもある)を読み終えたので、そこまでの感想を。

モチベーションを高め、維持するためのコラム・合格体験記が多い

これをメリットと見るか(試験勉強のモチベーション管理に使える)、
デメリットと見るか(これの分だけテキストが物理的に厚く重い)は
人それぞれですが、こんなにコラム・合格体験記が多いテキストは、
私は初めてでした。

特に社会人にとっては、試験勉強は孤独な戦いになりやすいので、
そういう時に、このようなコンテンツは役に立つと思います。

受験者が何に躓くかを意識し、どうすれば解決できるかを示したコンテンツ

序章では、PM試験の各時限(午前Ⅰ・Ⅱ、午後Ⅰ・Ⅱ)についての
総論が書かれているのですが、細かいとことまで突っ込んだ話をしています。
特に午後の2つについて、よくある躓きポイントや、それに対する対策方法を、
具体例と併せて示してあります。

勉強法は人それぞれで向き不向きがありますから、
書かれていることが全て役に立つとは言いませんが、
良い足掛かりにはなるでしょう。

午後Ⅱ試験Q&Aが良い

個人的には、午後Ⅱ試験Q&A(p62-65)がとても為になりました。
特に、Q3の「PM未経験と素直に書いては駄目か?」に対する、
「一度試してみたが、結果はD評価(=最低評価)でした」というのが、
やはりそうか、と納得しました。

SA試験の演習でさんざ
「私はこのプロジェクトのシステムアーキテクトである(キリッ」とやったので、
今更違和感はないのですが、この調子で今回も
「私はこのプロジェクトのプロジェクトマネージャである(キリリッ」
とやるんだなぁと感じました。